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会計事務所のブログではないブログ

今私の頭の中には、仮想通貨やそれに伴うテクノロジー、ブロックチェーン技術で頭がぐわんぐわんしている。

 

 

「マネー」という概念の変革についての着想が頭を駆け巡る。

 

 

その一方でタックスヘイブンについて、今日書こうと思ったのは、「マネー」というものを考えるとき、それが不可欠な現象であるからだ。

 

 

よく言われるが、物事は表と裏からみて初めて全てが見えてくる。

マネーも一緒だ。表もあれば裏もある。アングラマネー。

 

 

ただ、僕の考え方はこうだ。

もちろん犯罪的なタックスヘイブンの使い方もある。

しかし、僕は今、タックスヘイブンと仮想通貨やそれを支えるブロックチェーンというものがかけ合わさることによって、マネーの概念、ひいては国家の概念が変わりうると本気で思っている。

 

 

今までは実は僕もタックスヘイブンはアングラだ、そう思ってきた。

もちろんタックスヘイブンの「綺麗な使い方」も目の当たりにしてきた者として、全面的に否定していたわけではないが、少なくともオールクリーンというものではないと思ってきた。

 

 

でも、仮想通貨やブロックチェーン技術などの革新を見るにつけ、

そこと掛け合わせてタックスヘイブンを見ていくと、タックスヘイブンそのものの再定義が必要なのではないか、それからその再定義に伴い、国家というものの枠組みの再定義にまで行き着くのではないかと思わざるを得ない。

 

 

これはちょっと会計事務所のブログの域を超えている。

 

 

僕にもはっきり言って結論が見えていない。

 

 

でも何か変わろうとしている世界の現状を目の当たりにして、

自分も動かなきゃと焦る自分がいる。

乗り遅れないように。乗り遅れないように。

だから書いて見る。

 

 

仮想通貨やブロックチェーン技術の革新とは何か。

その本質は、よく言われるように中央集権的な社会の仕組みから分散型社会への移行という歴史的な事象ということだ。

いわゆる欧米的な歴史観で言えば、もともと中世まで国家の上に神(教会)がいて国家を凌駕する存在があった。

今では国家は揺るぎない権力基盤に支えられ、国民から信任される存在だが、実はその頃はまだ国家も完全に国民を統治する機能を有しておらず、市民側サイドも「その国の国民だ」というナショナリズムもまだそんなに生まれてなかったであろう時代があった。

 

 

それより国家は自分たちの財産を搾取する、とんでもない存在だと思われていたに違いない。

 

 

つまりどこの国の人間だ、というより、どの宗教の人間だ、という意識の方が圧倒的に強かったと思う。

 

 

市民は国に仕えるのではなく、神に仕えていた。あるいは神格化された人間に仕えていた。

 

 

国家より宗教。それがもともとだったはずだ。

 

 

ここを突き崩したのが、近代国家の成立という事象だ。

いわゆる芸術の分野や政治の分野でも新しい息吹がどんどん出てくる。

フランス革命やらなんやら。自由、平等、博愛。

 

 

市民の権利、国民の権利を国家に承認させることで初めて、国家というものが国民の中で意識された。

 

 

ただ私はこのような革命などの現象ももちろん重要なのだが、

その底辺を流れていたのはマネーで、

マネーに対する考え方の変化こそが近代国家の成立の引き金だと考えている。

 

 

近代国家の成立については色々なパターンがあるので、

ここは各々勉強していただきたいが、宗教や教会の強大な権力基盤を

2次的なものにしてしまうほど強力な引き金、それがマネーだったと考えている。

近代国家はマネーと引き換えに作られた。

 

 

最初からマネーが国家の信任の元、国民に受け入れられていたわけではない。

金本位制で、金の価値にペグされていた。つまり、国家の成立過程において、

国家が刷った紙切れが、お金に変身するためには、まだゴールドの力が必要だったわけだ。

 

 

それくらい、国家とは弱い立場であったと言えるだろう。

 

 

さて、色々な変遷を経て、国家は紙切れを金の力も借りずにマネーという形で市場に流通させることに成功させた。

 

 

このマネーはもちろん国家に統制されたマネーである。

金融政策や財政政策で中央銀行をベースにマネーの供給量を自在に変えることで経済が暴走するのを抑制するよう務めてきた。

 

 

今、ここにブロックチェーン技術に支えられた仮想通貨という現象が現れたわけだ。

 

 

本質は先ほど書いたとおり、もはや管理者もいない、国家の枠を超えた存在である。

 

 

一方、意識していたかいなかは別として昔から国家の枠組みを突き崩そうとしていた動きがあった。

 

 

それがタックスヘイブンという現象だ。

 

 

国家の枠組みに脅威であるからこそOECDなど国際的な組織から目の敵されている。

 

 

マネーは自由だ。

本来、マネーに国境はない。

行きたいところに行って、自由に取引に活用されるものであるべきだ。

タックスヘイブンはマネーの自由性にとって極めて親和性があるものだ。

人間が決めた国家という単なる概念、妄想をマネーはいとも軽々と乗り越えていく。

そこにタックスヘイブンがあるからだ。 タックスヘイブンという装置がなければ、こんなことも起きなかったであろう。

 

 

国家は平静を装っている。でもタックスヘイブンが亡くならない限り、マネーの暴走も止まらない。

ここに仮想通貨などが現れて、もっともっと激しくマネーは世界を自在に動き回るのである。

 

 

マネーとタックスヘイブン、仮想通貨といった現象の裏にある、

国家の枠組みへの挑戦という課題はこれからも続くであろう。

乗り遅れないようにしないといけない。

仮想通貨の値動きだけに一喜一憂するバカどものことなど無視すればいい。

 

 

本質を掴まないといけない。今世界で起きていること。そしてその結末はどうなるのか。面白い時代になったものだ。

 

 

次回はタックスヘイブンをいかに規制して行くかについての

国際的な取り組みについて、取り上げてみたい。

お楽しみに。

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